武蔵浦和Office ブログ

みなさんこんにちは。Cocorport（ココルポート）武蔵浦和officeトレイニーのYです。

この記事は、Cocorportに半年通い就職が決まったトレイニーの私が、
Cocorportでの経験をみなさんに計７回の連載によってお伝えするものです。
今回は第２回「体調悪化対処マニュアル」です。

前回の記事で私がCocorportに通うことになった経緯を簡単にお話ししました。
Cocorportに通い始めたころは、就労移行に通ってオープン（障がい開示）で就職することが
本当に自分にとって正しいことなのかと悩んでいました。
しかし、就職に対する自分の課題に対して、主体的に対処していこうと決めたのでした。
ここまでが前回の大まかな内容です。
今回からは、実際に私がどのように自分の課題に対処していったかをお伝えしていきたいと思います。

まず私が取り組んだことは様々な疲労回復法を調べ自分なりにマニュアルを作成することでした。
疲労は私の病気の症状の中でも、私を大きく苦しめ悩ませていました。
仕事を含む日常生活の様々な場面で、疲労を感じることによって、
自分のしたいことが思うようにできない場面が多々ありました。

過去にも疲労を感じた際には休憩をとったり、様々な方法で体をいたわったり、といったことをしていました。
しかしあまり効果はなく、疲労を感じることは仕方のないことだと諦めていました。

しかしこれを克服しないことには長く働き続けることは無理だと思い、
改めて疲労という課題に正面から取り組んでみることにしたのです。

マニュアルを作った理由は、試した疲労回復法についてどのような方法が自分に効果があったのか忘れないようにするためと
将来強い疲労を感じた際にすぐにその方法を思い出して実行できるようにするためでした。

まず私はインターネットで疲労が発生する仕組みを調べました。
そして次に、発生した疲労への対処法について調べました。
調べた対処法の中には呼吸法というものがありました。
偶然にもCocorportの本棚に呼吸法の本があったのでこれを読んで実際に試してみることにしました。

呼吸法を実践してみると、体が少し軽くなる・頭が少しスッキリする・体が温まってコリがほぐれる
といった効果を感じることができました。
そしてこのような効果を得られるのに対して、呼吸法は
行う時間や場所をほとんど選ばず、なにより費用が全くかからないという利点がありました。

このように、疲労回復法を調べては試し、結果を評価するということを行っていくうちに、
疲労をあまり感じずに済むようになりました。
そして、自分で主体的に疲労に対処できるということがわかったのです。

つまり疲労は自分にとってどうしようもない避けられないものなどではなく、
自分である程度コントロールできるということに気づいたのです。
これは私にとって大きな発見となりました。

これまで自分の病気への対処法と言えば、薬の量を増やしてもらったり、種類を変えてもらったり、
カウンセリングの頻度を増やしてもらったりということでした。
それはよく考えてみれば、他人頼みの方法だったのです。
しかし今回発見した方法は自分が主役となって病気と闘っていけるということを示すものでした。

その後、疲労回復マニュアルは疲労以外の様々な体調悪化に対する対処法が加わり、
体調悪化対処マニュアルとして約20ページに至るものとなっています。

今回は第２回「体調悪化対処マニュアル」についてお伝えさせていただきました。
次回は第３回「WRAP」です。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

Cocorport （ココルポート）武蔵浦和Officeでは、数多くの訓練・プログラムを実施しています。

就労したいけれど、一人では難しい・・そう感じている方こそ、ぜひ一度Cocorport（ココルポート）に見学に来て頂きたいと思います。

訓練する私たちの姿を見たら、きっと何かを感じていただけるはずです。

見学のお申込みは→https://www.cocorport.co.jp/contact/inspect/

お電話でのお申し込みは→048-762-9326

就労移行支援事業所 Cocorport 武蔵浦和Office