名古屋駅Office ブログ

こんにちは！Cocorport 名古屋駅Officeのスタッフです！
10月にしては暖かい日が続いていましたが、風が冷たく急にぐっと冷え込むようになりましたね⛄

今回のブログでは先日実施したプログラム「目標達成する人と、しない人の差って何？」についてご紹介させていただきます。

このプログラムでは、ココルポートに通所し訓練をするにあたり、

①何のために目標を立てるのか知る。
②目標を立てるときのポイントを知る。

上記を目的として進めていきました。

まず、「目的」と「目標」の違いから見ていきましょう。

目的・・・行動を起こす動機付け、理由となるもの。最終的に目指すゴールのこと。
目標・・・目的を達成するためのステップ、道標のこと。目的に比べてもっと具体的になっている。

ココルポートに置き換えると、
通所する目的が、「就労に向けて訓練をするため」
その上での第一目標は「3ヶ月後に週3日終日通所できていること」となります。

続いて、目標を立てる理由についてです。

個別支援計画にて長期目標や、短期目標を設定し、さらには月間目標や週間目標も立てたうえで毎日訓練に取り組みます。
実際、何のために目標は立てるものなのでしょうか？それは…

・自分の現在の立ち位置を確認し、方向性を確認するため。
・計画的に行動し、時間を効率良く使うため。　　　　　　　となっています。

続いてプログラムでは、目標が達成できないいくつかの事例を通して、目標を設定する際のポイントを確認しました。

①結果目標ではなく、行動目標を立てる
「結果目標」（結果的にこうなっていたいという目標）は自分ではどうすることもできない要素がたくさん絡んでいることもあるため、達成しづらいです。
具体的な行動が取れるように、まずは「行動目標」を掲げることが大切です。

②自分の今の状態を知ってから立てる
自分の現状を把握してから、目標を立てましょう。
自分の現在地を把握しないまま目標を設定すると、現実的ではない無茶な目標を立ててしまうこともあります。
大きい目標を達成するために、そこから逆算してどのようなプロセスを踏まえればいいのか考える必要があります。
自分で自分のことがわからなくなったときは、他の人から客観的な意見を聴くのも一つの方法です。

③目標は小さく、達成しやすいものを設定する
目標は小さく設定し、達成しやすいものにしましょう。
人によっては、モチベーションを上げるためあえて大きい目標に設定する人もいるが、スモールステップをたくさん積み上げながら、大きい目標に少しずつ近づいていくのも一つのコツです。
自分には向いていないのでは・・・と諦める前に、目標が大きすぎないかどうかの見極めをする習慣をつけると良いでしょう。

④具体的な数字を入れて、達成したかどうかがはっきりと分かるものにする
目標は具体的に立てること。
あとで振り返りをする際に、できたかできなかったかがすぐにわかるようなものにすると、次の目標を立てやすいです。

⑤（期限があるものは、本当に期限内に達成できそうかどうか）途中で確認して、目標を考え直す
危機管理意識を持って、目標設定をしましょう。
この段階までにここまでできていなかったら黄色信号など、細かいデッドラインを決めておくと、計画的に進めることができます。

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