千葉Office ブログ

Cocorportに関心をお持ちのみなさん、そしてCocorportで訓練に取り組まれているみなさん、こんにちは。千葉Officeスタッフです。

政府による緊急事態宣言を受けて、千葉Officeでも本格的な在宅訓練が行われています
ほとんど準備期間もないまま突入したこともあり、スタッフもトレイニーさんもまさに手探り状態で訓練に臨んでいます。
トレイニーさん同士がコミュニケーションをとる機会がありませんので、お互いどのような訓練をしているのか気になっていらっしゃるのではないかと思います

そして、何に取り組めばいいのか分からない、というみなさん。
ここでは、具体的な訓練内容ではなく、訓練に対する考え方についてアドバイスしたいと思います

まず、ご自身の個別支援計画を、また自己分析を進めてきた方は書き出した内容も改めて読み返しましょう。
その上で、自身の目標や課題が何かを明らかにしましょう。

決してパソコンに向かうだけが訓練ではありません

例えば訓練開始時と終了時の報告は、それ自体が「報連相」の訓練になりますし、コミュニケーションにおける「送信」の訓練にもなります。
さらには、伝えたいことを正確かつ簡潔に伝える訓練にもなります。

そして、身近にあるモノを使うことを考えてみましょう。
例えば、作業訓練をしてみたいと思ったら。
ご自宅に米粒、スプーン、お皿、はかりはありませんか。
この4点があれば計量の訓練ができます。
作業指示は自分で作ってもよいし、スタッフに協力を依頼してもよいでしょう。

そして、心身の不調を感じたら「セルフケア」の出番です。
WRAPに取り組まれている方は「元気に役立つ道具箱」を開いてみましょう。
このような状況ですので実行できない道具やケアもあるかもしれませんが、できることはないか確認してみましょう。

何より避けていただきたいのは、自分ひとりで抱え込んでしまうことです。
赤信号が点る前に、Cocorportスタッフに気持ちを打ち明けましょう。
誰かに話を聞いてもらうだけでも軽減します。

今後、どのように事態が推移するかは誰にも分かりませんが、今はできることを着実にやる、そして将来の就職や自立に向けてスタンバイしておきましょう

就労移行支援事業所 Cocorport 千葉Office