川崎Office ブログ

皆さんこんにちは。川崎Officeのスタッフです！

いよいよ秋も深まり夜寒を覚えるこの頃、お風邪など召されておりませんでしょうか。

　

寒暖差によって体調を崩されることもあるのではないでしょうか。

ご自身で回復に向けて対応がとれたなら、生活もしやすくなりますし、

就労に向けてぐっと近づくと思いますよね。

　

企業との面接においても、ご自身の体調管理の方法については、

最も詳しく尋ねられるポイントになります。

障がい枠での就労となれば、なおさら詳しく説明しなければなりません。

　

そのための方策を皆さんと一緒に学習しながら検討するべく、

先日川崎Officeで実施したプログラム、「セルフケア（導入編）」をご紹介します！

　

セルフケアとは、本来のチカラを発揮するために、自発的に必要な対処をすることを言います。

　

具体的には次の３つを指します

①自分のいまの状態（サイン）が分かる

②自分で必要な対処を行う

③自分でできる対処だけでは改善しない場合、周囲に協力を依頼する

　

自分のサインというのは、今の状態を表す3種類ものです。

青信号の良好サイン、黄色信号の注意サイン、赤信号の悪化サインと考えます。

　

例えばこんな感じです。

①注意サインである、甘いものを食べる量が増えていることに気づく

②ひと駅前で電車を降りて歩きながら考えを整理するを実行する

③次の日上司に面談の実施をお願いする

　

この内容を元に、皆さんがご自身の注意サインと、サインが出た時の対処法を検討していきました。

　

参加者の方からは「自分の障がいに対する理解が具体的で明確になった」

「少し疲れる作業だったけど就職に向かって前進した気がする」

「おぼろげなイメージだった対処法が文章になってはっきりした」

などの前向きな感想がたくさん出てきました。

　

いかがでしたでしょうか。セルフケアとは自分で何でも対処しなければならないわけではなく、

周囲に協力を依頼することもポイントとして含まれているのがポイントですよね。

企業という組織の中で働いていくためには、一人で頑張るのではなく、

仕事だけでなく体調の面でも同僚と協力しながら取り組んでいく必要があるんですね。

　

このような「自己理解・回復行動」プログラムを川崎オフィスではご用意しています。

ご興味のある方は、是非ご見学にいらしてください。

スタッフ一同、お待ちしております。

 

　

就労移行支援事業所 Cocorport 川崎Office