町田駅前Office ブログ

こんにちは。
Cocorport町田駅前Officeのスタッフです。

あたたかい陽気の日が増えてきましたね。
引き続き、コロナウイルスの影響は続いておりますが、利用者さん・スタッフともに
感染対策と体調管理に気をつけながら訓練を継続しています。

今回は4月に実施したプログラム【セルフケアの重要性】をご紹介します。

■セルフケアとは？

（仕事などで）本来のちからを発揮するために、
自発的に必要な対処を行うことを、セルフケアといいます。
具体的には以下の3つのことを指します。

①自分のいまの状態（＝サイン）がわかる                              
②自分で必要な対処を行う
③自分でできる対処だけでは改善しない場合、周囲に協力を依頼する

■自分のサインとは？

【良好サイン】
いつもの調子、本来の自分の姿、自分がイメージする良い自分、など
「いい感じの状態」の自分のときに見られるサインです。

【注意サイン】
周囲の人には気づかれていないけれど、調子をくずす前の予兆を示すサインです。
（例：いつもより忘れ物が増える、言葉づかいが乱暴になる、など）

【悪化サイン】
本来の力が発揮できない、調子が悪化しているときに見られるサインです。
（例：朝自分で起きられなくなる、人と話したくなくなる、など）

プログラムの中で、参加されたみなさんに「自分のサインはどんなものだろうか？」を
考えていただき、以下のような意見があがりました。

【良好サイン】
・朝9:00に起きることができる
・食事がおいしく感じる
・心にゆとりがある

【注意サイン】
・12:00までには起きられる
・食事がおいしく感じない
・集中力がつづかない

【悪化サイン】
・自力では起きられない
・食事が食べられない
・人との会話が難しい

■対処方法を考える・実践する

次に、「自分のサイン」に対して行ったほうがいい対処や
できる対処方法をみなさんに考えていただきました。

人それぞれサインも違えば、対処方法もかわっていきます。
ただ、プログラムでは、他の参加者の方の意見をきくことできるので、
「自分もそれができるかも？」「今まで考えつかなかったことだ」
「自分にも取り入れてみよう」と気づきを得ることができます。


■まとめ

セルフケアができるようになるために取り組むステップは以下の３つです。

■最後に

セルフケアについては通所中ももちろん大切ですが、
就職しココルポートを退所された方々からも
「就労が始まってからその重要性を実感した」という意見があがっています。

負荷が大きい就労開始直後こそセルフケアが必要なので、
通所中の段階から自分なりのセルフケアができるようになっていることが、とても大切だと思います。


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町田駅前Officeでは、就職活動に役立つプログラム・訓練の他、
今回ご紹介したようなセルフケアに関するプログラムも実施しています。
気になること等ございましたら、お気軽にお問い合わせください。

それでは、ここまで読んでいただきありがとうございました。

就労移行支援事業所 Cocorport 町田駅前Office