30代男性(精神障がい)の就職事例 | 障がい者就労移行⽀援のCocorport
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就職事例紹介

30代男性(精神障がい)の就職事例

 
 
 

自分は変わった、
そして人生が変わった


精神障がいの方の就職事例
大手建設会社に就職(事務職)
通所期間10ヶ月
30代男性(精神障がい)の就職事例

通いやすさから始まった通所訓練

Cocorportとの出会いは、病院に通院している時、主治医の先生から教えてもらったのがきっかけでした。「就労移行支援事業所というのがあるよ」と。スマホで調べたら、たまたま家から近い所にCocorportがあるとわかり、見学しに行きました。他の会社もパンフレットだけは取り寄せましたが、通うなら近くて自分が行きやすい所がよいと思っていたので、結局他の会社のオフィスは見学せず、Cocorportの雰囲気がよかった事もあり、すぐに決めました。

最初は週3日くらいのペースで通いだしました。スタッフのおかげで緊張がほぐれ、楽しみながら通えました。また、Cocorportに来て、初めて本格的にパソコンの勉強をスタートしたのですが、わからない所はスタッフに質問しながら進められたので安心できました。そうしているうちに、今度は自分で調べながら勉強を進めていくようになりました。

挑戦する事は楽しい

就労移行支援事業所の存在を教えてくれたのは主治医の先生でしたが、自分で調べて場所を探し、初めて見学に行き、凄く緊張したけれど一歩踏み出しました。それが最初の挑戦でした。次は生活リズムを整えることを目指しました。それまでは好きな時間に寝て起きていたのですが、Cocorportに通い出してからは、決まった時間に起きて決まった時間に寝る、しっかり睡眠や食事をとり、ストレッチやウォーキングなどで体を動かす事も意識するようになりました。これは、訓練のたびにそれができているか、続けられているかを確認され、その度に承認やアドバイスがあるからです。そうして規則正しい生活ができるようになったら、今度は通所回数を増やす事に挑戦です。無理のないよう週3日から始めましたが、Cocorportに行くのは楽しく、まもなく週5日通うようになりました。こうして1つ1つに挑戦し、クリアしていきました。

それから、パソコンスキルも上がっていきました。最初は電源を入れるくらいしかできないレベルだったので、パソコンは本当に苦手でした。でも、WordもExcelもCocorportで学び始め、挑戦してみたら楽しかった。教えてもらった事を家で復習したりして、だんだんスキルアップし、自分で勉強を進めるようになり、Cocorportオフィスの掲示物の作成を頼まれるまでになりました。パソコン検定も、自分から受けてみようと挑戦し、合格できたのです。パソコンができるようになったのは、就職する時にも本当によかったと思いました。そんなふうに訓練と挑戦を続けるうち、人見知りで話すのが苦手だった自分が、プログラムや毎朝の体調チェックで自分から発信できるようになり、その後、朝礼の司会を任されるようになりました。今は職場で誰とでも話をしています。自分は変わったと実感します。

積み重ねた訓練とスタッフの言葉、実習訓練が自信をくれた

就職活動はいきなり始まった感じでした。事前に企業研究して面接に臨んだのですが、やはり少し準備不足だったようで、いざ本番となると緊張で言いたい事がなかなか出てこなくて…。でも、スタッフが面接に同行してくれていましたし、「最初はみんな緊張するし、ある程度は緊張した方がよい。自分の伝えたい事を言えばいい」と言ってもらえたので、少し気持ちが楽になりました。1社目はそんな状態だったので、就職に結びつける事はできませんでした。でも、不思議と焦りはなく、落ち込む事もありませんでした。「あなたにはしっかりとパソコンスキルがあるのだから、事務職で大丈夫だよ」と言われていたので、その言葉で安心感があったのです。以前の自分だったら、落ち込んでそこで止まっていたかもしれません。でもいつの間にか、励ましの言葉に「確かにそうだ、自分にはパソコンという強みがある」と思える自分になっていました。パソコンができるようになっていて本当によかったと思いました。訓練を重ね、自分も頑張って勉強した甲斐があったなと今も思っています。

2社目はハローワークで見つけた数社の中の1つでした。今度は準備不足とならないように、1社目の失敗を活かして、2社目の面接までの間、Cocorportのスタッフと猛特訓しました。スタッフ全員が、話す時、常に私の話し方のチェックをしてくれたのです。特に語尾には注意し、ひたすら敬語の練習です。少しでも間違えた言葉遣いをしていたら、すぐその場で教えて直してくれました。癖になって考えなくても出てくるようになるまで、何度もしつこくです。面接での回答内容も見直しました。また実習を経験することで、かなり自信がつきました。正直言って会社での事務職というのが、どういう事をどんな風に行うのかイメージできず、よくわからなかったのです。でも実習を経験することによって実際の仕事がわかり、とても自信に繋がりました。そして、実習での内容が認められて役員面接まで進み、就職に結びつける事ができたのです!とても嬉しかったです。就職が決まったと言ったら、両親も凄く喜んでくれました。

今、働くうえで役に立っていること

月曜から金曜まで、毎日9:00~17:10(現在は時短により16:10)で仕事しています。最初は1時間以上かかる通勤に少し疲れましたが、今はもう慣れて大丈夫です。週5日通所していたおかげだと思います。業務は書類を数えて内容をチェックし、企業名などの入力作業をしています。ミスがないよう集中しているので大変ですが、仕事は楽しいです。職場の人達はみな優しいですし、わからない事など何でも聞けて、仕事をするのに凄く良い環境だと思います。だから、与えられた仕事のミスをもっと少なくして、職場の人達に、より安心して仕事を任せてもらえるようになりたいです。今は自分の遊びなどの夢よりは、仕事で信頼されたい事の方が夢です。

長時間事務仕事に集中しなければならないので、職場の人達との相談や自分のペース配分はとても大事になってくるのですが、そこでもCocorportで訓練した事が役立っているなと感じます。特に模擬就労の訓練はやっておいてよかったです。JST(職場対人技能訓練)やマナー訓練は会社内外で必要ですし、それから自分にはWRAP(元気回復行動プラン)も欠かせず、助かっています。自分はよく好きな音楽を聴いて、落ち着くようにしています。

Cocorportに来て自分は変わった。人生が変わった。

これまでの自分の中では、毎日決まった時間に電車に乗って会社へ行き、スーツを着て仕事するサラリーマンになるなんて、全く考えられない事でした。サラリーマンなんて自分は一生やらないと思っていたのです。でも、Cocorportに来て訓練してからは、ちょっと経験してみてもいいかなと思えた。自分は変わったのです。

自分の意識が変わったら、早く就職したくて、通所とか自分なりに頑張りました。目標にも常に「勤怠の安定」を入れていました。自分はタイピングが遅かったのですが、パソコンの様なスキルには個人差があるし、上達にはその人その人のペースがあると思います。上手くできるようになるまで、ある程度練習や経験を積まなくてはならない。でも、通所回数・遅刻・欠席については、自分が頑張れた時からできる。最後だけ少し休んだけれど、それ以外は無遅刻・無欠席をやり通しました。パソコンと違い、意識を変えた時からできるのです。初めてCocorportに行く日、自分もとても緊張しました。でも自分は楽しんで通う事ができた。自分が変われたので、他の人も変われると思うから、他の人にもCocorportを勧めたいです。

Cocorportでの、就職するまでの経験を通して思うのは、本当に、一人ではできない事ばかりだったという事です。人生が変わった。Cocorportに出会えてよかったです。

 



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