- ココルポート(就労移行支援・定着支援/自立訓練/計画相談) HOME
- 就職事例紹介
- 発達障がいの方の就職事例
発達障がいの方の就職事例
発達障がいのある方で、就労移行支援事業所Cocorportを利用して就職した方々の声をご紹介します。内容は「現在のお仕事について(お仕事内容、楽しいこと、工夫していることなど)」「就労移行支援事業所Cocorportでの思い出(利用したきっかけ、役に立ったプログラム、就職活動の様子など)」「これからの夢・目標」などです。ぜひご覧ください。
発達障がいとは
発達障がいの詳しい原因はまだ解明されていませんが、親の育て方や本人の努力不足ではなく、先天的な脳の機能障がいが原因であるとされています。
物事の感じ方やとらえ方が異なっているため、とても得意なことがある反面、ちょっとしたことがすごく苦手というような能力の偏りがあります。
主に自閉症スペクトラム障がいや、学習障がい(LD)、注意欠如・多動性障がい(ADHD)、などがあります。
なお、発達障がいは、複数の障がいが重なって現われることもありますし、障がいの程度や年齢(発達段階)、生活環境などによっても症状や困りごとは違ってきます。
仕事の選び方
発達障がいの特性は一人ひとり違いますので、「発達障がいの方にはこの仕事が向いている」という共通した正解はありません。重要なのは、自分の特性がどういうものか(得意なものは何か、苦手とする環境はどんなものか等)を充分に理解し、自分にとっての適職を見出すことです。
例えば、「多動性が強く長時間じっとしているのが苦手」という方は、座りっぱなしの事務仕事よりも、体を動かす仕事の方が向いているかもしれません。「臨機応変に行動するのは苦手だけれど、ひとつのことを長時間続けるのは得意」という方は、一日中同じことを繰り返す定型的な仕事(データ入力等)で力を発揮できるかもしれません。このように自分の得手不得手を知っていれば、自分に合う仕事や環境を選びやすくなります。
仕事をする上でのポイント
自分の特性や得手不得手を認識したうえで、自分に合った対処を実践することが重要です。自己対処だけでは難しい場合もありますので、企業に配慮・サポートしてもらうことも検討しましょう。
【自己対処の例】
- 時間管理が苦手で、約束の時間を守れない → アラーム機能を使い、気付けるようにする
- ミスや作業忘れが多い → 業務のチェックリストを作成し、できているかを確認しやすくする
- 過集中になりやすい → タイマーを設定し、定期的に休憩時間を作れるようにする 等
【企業に求める配慮の例】
- 「適当にやって」等あいまいな指示の理解が難しい → 「何を」「どのように」「いつまでに」等、具体的な指示にしてもらう
- 音に敏感で、周囲が騒がしいと集中できない → 耳栓など遮音できるツールを使わせてもらう 等
-
発達障がいの方の就職事例情報・通信業(事務職)に就職
通所期間:2年0ヶ月20代男性(発達障がい)の就職事例
仕事のやりがいを感じ 未来の自分を想い描く
◇◆決してあきらめなかった就職活動
はじめて就労移行支援事業所Cocorportに見学に行った時の感想は、スタッフが丁寧に対応してくれて、「安心できそうだな」と感じたことでした。それまではレストランやスーパーで4時間程度のアルバイトしか経験したこ[…] -
発達障がいの方の就職事例サービス業(事務職)に就職
通所期間:2年0ヶ月40代男性(発達障がい)の就職事例
発達障がいの強みを活かす
◇◆働きたいのに 伝わらない想い
就労移行支援事業所Cocorportに通う以前は、8社の企業を転々としていました。職種は、営業職・事務職・不動産業など多岐に渡ります。相手の話を真面目に聞き理解したつもりでも、聞き違いや理解の違いがあり、成果を出[…]