20代女性(精神障がい)の就職事例 | 障がい者就労移行⽀援のCocorport
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就職事例紹介

20代女性(精神障がい)の就職事例

 
 
 

人との関わりの中で見つけた 私が輝く働き方


精神障がいの方の就職事例
金融・保険業(事務職)に就職
現在トライアル雇用中
Cocorport 通所期間:10ヶ月
20代女性(精神障がい)の就職事例

不安でいっぱいだった私を受け止めてくれた場所

「オープン就労か、クローズ就労か」どちらを目指すのが自分にとって良い選択肢なのか、最初は答えがありませんでした。一人で考えると悶々として、良くないことまで考えてしまいます。そんな時、見学に行った就労移行支援事業所Cocorportのサービス管理責任者やスタッフが、私の悩みを優しく聞いてくれました。とても話しやすかったので、「ここでなら、今決められないことも、相談しながら決めていけそう」だと感じました。

過去にも就労移行支援事業所には、3~4社見学に行ったことがあったのですが、体験実習に行った3日間に心細くなってしまうなど、なかなか自分に合う雰囲気の事業所を見つけることができませんでした。
その後、主治医からCocorportを紹介してもらいました。Cocorportのスタッフの中には病院勤務経験のある方もいて、優しく受け止めてくれたことが嬉しかったです。

苦手なことも自然とできるように

当時の私は、就職に対して焦っていたので、Cocorportの通所も初めから週5日利用したいと言いました。しかし、生活リズムも整っていなかったことから、「まずは週3日から始めて、順々にステップアップしていきましょう」と、その時々の私に合う方法をスタッフが提案してくれたのです。
将来への不安から休んでしまう日もありましたが…、休んだ翌日はいつもスタッフが心配して声をかけてくれて、責めるでもなく、諭すでもなく、その時々の私を受け止めてくれました。

私は電話が苦手で、なんとなく落ち込んでどうしてよいか分からなくなり、電話連絡を入れられないままCocorportを休んでしまったことが何度かあります。通所予定なのに私が来ないので、Cocorportから電話がかかってくるのですが、それに出ることすら難しいことがありました。

「電話が苦手なことも、辛いお気持ちであることも分かっています。だから安心して、思い切って電話してくれた方が、ご自身が楽になれると思いますよ。」
苦手なことも含めて相談に乗ってもらい、私のことを思って言ってくれているのだと安心できたことで、通所ペースが自然に増えていきました。そして3~4ヶ月ほどかけて、週5日休まずに通所することができるようになりました。

人との関わりの中で自分と向き合い、自然に見えてきた働き方

Cocorportに来る前に働いていた経験と言うと、大学を卒業後、いくつかのアルバイトをしていたことがあります。飲食店で接客をしていたのですが、シフトを詰め込みすぎてしまい、体力的に辛かったですね。人間関係の悩みもありましたが、それをうまく解消することができませんでした。
忙しい仕事ですし、同時進行で色々なことを進めなければ作業が回らなかったり、自分で考えて行動することが求められるため、私には不向きな仕事だったと思います。

次こそは長く働ける仕事に就きたいと思い、自己分析をしたとき、一人でコツコツ取り組む仕事であれば集中してできそうだと感じました。そこで、希望職種を事務職に絞って就職活動を行うことにしました。

「オープン就労か、クローズ就労か」ということについても悩んでいたのですが、スタッフやほかの利用者さんと話しているうちに、「オープン就労にしてみよう」という気持ちが生まれました。そして障がい受容についても、自然に受容できるようになっていましたね。様々な障がいがある他の利用者さんとの交流は、それまでの生活にはなかったものなので、皆さんのがんばっている姿を見て、私も自分の障がいを受容し、オープン就労でがんばってみようと思えたのかもしれません。

まずはハーローワークの合同面接会に参加することから始め、3日間の企業実習に参加したり、自分で探した求人に応募書類を送ったりしていました。

企業実習はスタッフの勧めで参加したのですが、とにかく緊張してしまいました。1日目はPowerPointで資料を作り、自己紹介をしました。2日目は実際にその会社の事務の仕事をやらせていただき、3日目は2日目に行った仕事内容を振り返り、発表を行いました。

人前で発表するのはとても苦手で、前日は緊張のあまり眠ることができませんでした。当日の朝も「行きたくないな」と思って休みたかったのですが、「仕事をしたらそんなことは言ってられないし」「Cocorportのスタッフも来てくれるから、がんばって行こう」と必死に自分を奮い立たせ、何とかやり遂げることができて…。
その時の達成感は、うまく言葉にすることはできませんが、今の「自信」につながっています。

画像はイメージです。

自分が輝ける仕事との出会い

現在勤務している会社との出会いは、私に向いていそうな事務職の求人があるというCocorportスタッフからの紹介でした。金融系企業の特例子会社で、1次面接、2次面接、実習を経て、現在はトライアル雇用で勤務をさせていただいています。

1次面接でも、2次面接でも、自分の障がいを受容しているかについて尋ねられ、企業側がその部分を大切にしているのだと感じました。
私の方からは、障がいに対する配慮点として、初めは時短勤務からスタートしたいことや、新しい環境になるので定期的に面談をしていただきたいこと、口頭の長い指示は頭に入りづらいので可能であれば書面でいただきたいこと、メモを取る時間がほしいことなどをお伝えしました。

実習の際には、Cocorportで一生懸命練習したブラインドタッチで作業をしていると、企業の方から「ブラインドタッチができるのですね!」と声をかけていただき、嬉しくなったことを覚えています。

現在は10時~16時で勤務をしていて、主にデータ入力やデータスキャンの事務作業を行っています。疲れることもありますが、1時間に1回、10分間のリカバリータイムというものがあるので、休憩室で仲間と会話したり、一人でゆっくりと過ごしたりしながら休憩を取っています。

気を付けていることは、分からないことがあったときはすぐに質問することです。溜めているとストレスになりますし、悩む時間がもったいないですからね。

希望していた通りのコツコツできる仕事で、集中して取り組めますし、やり切ったときには大きな達成感が得られます。

楽しみがいっぱい!

これからの夢は、やりたいことのために、フルタイムを目指したいです!
犬か猫と一緒に暮らしたいのですが、今の住まいはペットを飼うことができません。早く自立して、ペットが飼える物件で一人暮らしをしたいですね。
神社巡りも好きで、最近御朱印集めをはじめました。紫陽花の時期に行った鎌倉の長谷寺がとても綺麗で、お勧めです。

大切な夢を叶えるために、誰かに相談してみませんか?
計画を立てるのが苦手だったので、一人で就職活動をしていたときは応募にとても時間がかかり、履歴書を出した企業に面接に行くときも、不安で結局行けなかったこともありました。
しかしCocorportに来て、スタッフの声かけや勧めもあり、実習に参加したり応募を進めることができて、就職までつながってとても嬉しいです。面接のときも同行があったので、安心して臨むことができましたし、結果待ちで不安だった時も、スタッフにたくさん話を聞いてもらった思い出があります。

もし、これからの働き方について悩んでいる方がいらっしゃったら、まずはCocorportに来て、スタッフと色々な話をしながら、気持ちを整理するのも良いと思います。
誰かに相談したりサポートを受けることは、遠回りのようでいて、実は夢を叶える近道なのかもしれませんよ!



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