40代男性(精神障がい)の就職事例 | 障がい者就労移行⽀援のCocorport
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就職事例紹介

40代男性(精神障がい)の就職事例

 
 
 

一歩踏み出した勇気の先に 働く喜びを感じて


精神障がいの方の就職事例
小売業(接客販売)に就職
通所期間:1年7ヶ月
40代男性(精神障がい)の就職事例

一人じゃない 居場所を求めて

就労移行支援事業所Cocorportのことは以前から知っていましたが、はじめは“障がいがあるからといって甘えてはいけない”という気持ちがあり、利用することをためらっていました。ハローワークに行ったり新聞の折込求人広告を見たりと、自分一人で仕事を探し、清掃業や営業職など様々な職種を経験しましたが、いずれも長くは続きませんでした。常に「働きたい」という気持ちがあったので、「今度こそ長く働きたい」-そう思い、Cocorportに通うことに決めました。

Cocorportが教えてくれたこと

Cocorportでの訓練を通して学んだことのうち、一番心に残っているのは、企業は「休まない人、挨拶ができる人、感謝することができる人、元気な人」を求めているということ、そして「配慮をはき違えてはいけない」ということです。

他にも、就職に役立つプログラムが豊富で、「ハローワークに行こう!(ハローワークに行って求人票を検索するプログラム)」、「応募書類の書き方」、「面接シミュレーション」、「ビジネスマナー」 など、色々なことを学びました。また、余暇活動では、みんなで鎌倉の鶴岡八幡宮に行き参拝したり、自由時間に商店街で色々なものを見たり食べたりして散策したことがとても楽しく、今でも思い出に残っています。休みの日を有効に使うことができ、とても気分転換になりました。Cocorportに通うことで、リハビリができたと感じています。

思い出に残っているプログラムを書き出すと、レポート用紙がぎっしりに。

挑戦していくことの大切さ

通い始めてから1年半くらい経った頃、スタッフからスーパーの品出しの求人が来ているので挑戦してみないかと声をかけてもらいました。初めは正直悩みました。お客様に突然何か聞かれても臨機応変に対応できる自信はなく、体力的にも難しいのではないかと不安でいっぱいでした。でも、「悩んでばかりいても仕方ない。悩むくらいなら挑戦しよう!」と思いました。Cocorportに通うことができるのも残り半年となり、焦りの気持ちもあったのかもしれません。スタッフもそんな私の背中を押してくれて、まずは14時~18時の4時間勤務から仕事を始めました。

仕事の内容は、商品をバックヤードから台車に乗せて運び、棚に陳列する作業です。時間がある時は、各商品の賞味期限をシステムに打ち込むといった在庫管理にも携わっています。
分からないことは、上司のほか、高校生のアルバイトさんやパートさんにも恥ずかしがらずに質問しながら作業を進めていきました。今では、他のパートさんと同じように、9時~17時まで働いています。勤務時間が長くなってからは、健康保険にも加入できました。とても感謝しています。

一度、上司から「作業に慣れてきたから、今度はペースアップしてみないか?」と言われたことがありました。 しかし私は、「時間がかかってもサボっていないので、今よりもペースを上げたら疲れてしまうと思います」と正直に伝えました。上司はそれを理解してくださり、現在も自分のペースで作業をすることができています。半年ごとの契約更新の際には、少しずつですが順調に時給もアップしています。

企業は「休まない人、挨拶ができる人、感謝することができる人、元気な人」を求めていることを学びました。

お客様の「ありがとう」が私の幸せ

今後の目標は、健康に気をつけること。そして、定年まで働くことです。休みの日にはパソコンスクールに通っていて、苦手なパソコンを練習しています。背伸びをしないで、薬とも上手に付き合っていきたいと思っています。

※記事内の画像等につきましては、ご本人様の承諾を得て掲載をしております。

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