「どうして分かってくれないの?」を無くす方法 | 障がい者就労移行支援のCocorport
お問合せ受付 <フリーダイアル 0120-336-866> 9:00~18:00 日曜定休
TOP

相模原橋本Office ブログ

2023/09/18 相模原橋本Office

「どうして分かってくれないの?」を無くす方法



皆さんこんにちは相模原橋本officeのスタッフです
9月も半ばになってきましたが、まだまだ暑いですね💦
台風の時はむしろ寒いくらいでしたが、今はその寒さもどこへやら…

急激な気温差は体調不良を引き起こすこともあるため、
なるべくご自宅の空調は一定の温度を保ってくださいね


さて、今までは【障がい者雇用の豆知識!】として、配慮について、法定雇用率について説明いたしました。
今回は少し志向を変えて、気持ちのメカニズムについて解説していこうと思います

題して、“「どうして分かってくれないの?」を無くす方法!”です


さてさて、このブログを見ている方は誰かに対して、
「なんでこんなに頑張っているのに分かってくれないんだ!」
「私のことなんか誰も分かってくれない…」
と思ったことはありますか?

もしくは、そんな言葉を投げかけられたこともあるかもしれません💦

“分かってくれない”と思うと、周囲の行動や言動にイライラしたり、
自分ほど孤独な人はいない!と、負のスパイラルに陥ってしまいますよね。

では、この“分かってくれない”は、一体なぜ起きてしまうのでしょうか?

それは、人間だけが持つ想い、「期待」が関係しているのです。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【期待って何?】

さて、「期待」とは、一体何なのでしょうか?
辞書で「期待」を調べると、

「あることが実現するだろうと望みをかけて待ち受けること。当てにして心待ちにすること。」

と出てきます。

捉えようによってはとてもポジティブな意味ですし、「あること」に対して夢や希望を当てはめてみると、
「期待」とは、人生を豊かにしてくれる素敵な言葉だと感じることができます

では、なぜ期待は時に私たちを苦しめてしまうのでしょうか?
それは、私たちはたびたび、変えられない対象に対して期待してしまうからなのです

【変えられないものへの期待だからつらい?】

「人に期待しない」
という言葉を、聞いたことはありますか?

「人に期待するから裏切られる。期待しなければ裏切られない」
「人に期待すると、叶わなかったときに辛い」
など、様々な言葉をテレビやネットで見ることがあります

調べてみると、対象が「他人」「環境」など、自分の力で変えることが困難なものほど、
期待するとつらい、といったネガティブな意味になってしまうことが多いようでした

もちろん、期待したとおりに対象が変わることもありますが、運や奇跡のようなもので、
確実性がないものです。
自分が想像した以上に、年月・労力が必要になるかもしれません…

そこに労力を割きすぎてしまうと、労力と報酬が見合わなくなってしまい、

「こんなにしたのに分かってくれない!」
「普通こうしたらこうしてくれるものでしょ?」

と、不満や怒りになってしまいます

反対に、対象が自分の力で変えられるものだった場合、

「これはこうすれば改善できるのか!」
「ちょっと変えてみたら、望む成果が出た!」

と、ポジティブな結果をもたらしやすいと言われているそうです。

変えられないものに対する期待は、どうしてもしてしまいがちです。
そうしたネガティブな気持ちから距離を置けるよう、一つのセルフマネジメントとして
「期待しない」
という方法が、最近様々なメディアや書籍で提唱されているのです

【「期待しない」の本当の意味】

ここまで見て、
「じゃあもう私は期待しないようにする!」
と、思った方もいらっしゃるのではないでしょうか?

ただ、気を付けなくてはならない点として、「期待」と「諦め」を混同しない
というポイントがあります

「どうせこの人は何言っても分かってくれないみたいだし。期待するのやめよーっと」

という考え方は、どちらかというと諦めや失望に近いかもしれないですね
こうなってしまうと、確かに期待が達成されなかったとき

「ほら、やっぱりね」

と切り替えができるかもしれませんが、この考え方が癖になってしまうと信頼関係を築いたり、
日々の中での豊かさを見出すことが難しくなってしまうかもしれません

そうではなく、
「この人にこう言ったけど、してくれるかもしれないし、してくれないかもしれない。まぁしてくれたらラッキーくらいに思おう」
くらいの気持ちでいる!という心構えが、自分の気持ちを少し楽にしてくれるのではないでしょうか?

私もこの考え方にチャレンジしたばかりですが、思わぬラッキーがあったり、嬉しい発見があったりなど、
以前のモヤモヤから少し解放されたような気がします

対人だと中々すぐにこういった考え方に変換することは難しいですが、
是非身近なものから試してみてはいかがでしょうか?

「今日は電車に座れるかもしれないし、満員かもしれない。もし座れなかったら、お気に入りの音楽でも聴こうかな」
「いつも行くコンビニに、目当てのものがあるといいな。でももしなかったら、新しい味にチャレンジしてみようかな」

など、生活の中での考え方に、ぜひ取り入れてみてくださいね。


【最後に】

ココルポート相模原橋本officeでは、こういった生活の中で必要になる
・考え方
・気持ちの切り替え方
・感情について
・自分の理解
など、セルフマネジメントのプログラムや訓練を提供しています。

今回の記事、もしくはセルフマネジメントに興味がある!という方は、
是非お気軽にお問い合わせください。

一緒にちょっと心が軽くなる考え方を学んでいきませんか?

スタッフ一同、心よりお待ちしております。


 

就労移行支援事業所 Cocorport 相模原橋本Office

相模原橋本Office
  • TEL 042-703-8289
    (受付時間 月~金 9:00~18:00)
お電話はこちら
0120-336-866
※お電話受付時間 9:00~18:00(日曜定休)
お気軽にお問合せください!
資料請求も見学もすべて無料でご利用いただけます。
お気軽にお問合せください!