セルフカウンセリングについて | 障がい者就労移行支援のCocorport
累計就職者数 5,000名以上
Cocorport 障害者の就職を支援
お問合せ受付 <フリーダイアル 0120-336-866> 9:00~18:00 日曜定休
TOP

大宮第2Office ブログ

2025/06/21 大宮第2Office

セルフカウンセリングについて

ブログをご覧の皆様こんにちは!ココルポート大宮第2Officeで訓練中のEです。

暑さも本格的となり、空の青さが真夏の到来を告げています。

熱中症等に十分気を付けて、元気に過ごしていきたいところです。

今回は認知行動療法と、それをベースにした「セルフカウンセリング」について簡単にご紹介します。

認知行動療法は、うつ病やパニック症、強迫症などの治療に用いられる精神療法のひとつで、

治療は主に医師などの治療者と患者との対話により進められ、

治療者と患者が一緒に問題解決の道筋を考えていくことを主眼としています。

治療者との対話を進めていくうちに、患者は自身の心理的な問題の背景にある、

例えば極端に悲観的だったり自己否定的だったりする「考え方の偏り」を自覚していき、

そうした自身の偏った考えに対して反論(反証)するワークを行っていきます。

そうすることで、心のバランスを崩してしまうに至った背景にある、

とっさに浮かぶ考え(自動思考)や普段の考え方のクセのようなもの(スキーマ)を、

合理的でバランスの良い考え方(バランス思考)へ向けて修正していき、

考え方だけでなく行動も健全な方向へ向かわせていくことを目指します。

認知行動療法は病気によっては薬物療法に比べて明らかに治療効果が高く、

病気が再発しにくくなることもわかっているそうです。

ただ、認知行動療法は診察とは別途の費用がかかる場合がありますし、

また、治療期間は患者の状態にもよりますが相当な時間がかかることが見込まれます。

そもそも認知行動療法を取り入れている医療機関自体が限られますので、

自分に合った信頼できる専門医が見つからず、かつ症状があまり深刻でないときは、

認知行動療法をベースにした「セルフカウンセリング」を試してみることが有効だそうです。

セルフカウンセリングで取り組むワークについて、一部ご紹介します。

●心のエクササイズ「ココ練」

心の中で、または声に出して、自分への問いかけと回答を行う。

  1. 今の悩みやストレスは?
  2. それはどのくらい確かだと感じる?
  3. そのことを考えるとどれだけ辛い?
  4. 1.の文章を逆(肯定⇔否定)にしてみよう
  5. 4.の根拠を考えよう
  6. 1.の悩みやストレスはどのくらい確かか?(2.のリトライ)
  7. 1.の悩みやストレスを考えるとどれだけ辛い?(3.のリトライ)

●7つのコラム

悲観的過ぎる自動思考が心の病を引き起こしていることを理解し、別の合理的な見方があることに気づき、自動思考を適切なレベル(バランス思考)まで修正していくことが目的。

「状況(出来事)・気分・自動思考・根拠・反証・適応的思考・気分の変化」の7つの項目について書き出していく。

認知行動療法の基礎を自分で学び、セルフカウンセリングなどを実践することでも、

心の病が再発しにくい生活を送れるようになることがわかってきているそうです。

当オフィスにも関連本が置いてありますので、気になった方はご覧になってみてはいかがでしょうか。

今回のブログが少しでもココルポートにご興味のある方のご参考になれば幸いです。

 

就労移行支援事業所 Cocorport 大宮第2Office

大宮第2Office
  • TEL 048-783-5946
    FAX 048-783-5947
    (受付時間 月~金 9:00~18:00)
お電話はこちら
0120-336-866
※お電話受付時間 9:00~18:00(日曜定休)
お気軽にお問合せください!
資料請求も見学もすべて無料でご利用いただけます。
お気軽にお問合せください!