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2023/07/03 調布Office

プログラム紹介「気持ちをためこまずにうまく流す方法」

こんにちは。ココルポート調布Officeのトレイニー(訓練生)です。

今回は6/14プログラム「気持ちをためこまずにうまく流す方法」をご紹介します。

みなさん6月は水無月ですね。梅雨に水無月?と不思議でしたが、「無」は助詞で「水の月」を意味するそうです。水張月とも呼ばれ古くから稲作と関係深い言葉のようです。昔の人は、大切なお米の稲を育てる水の季節に、特別な気持ちを持っていたのかもしれません。

さて紹介するプログラムの目的は以下の2つです。なお参加者は11名でした。

・嫌な気持ちや感情はためこむこともできるが、「流す」こともできることを知る。

・嫌な気持ちや感情をためこまずに考え方や行動を変えて「流す」方法を知る。

スタッフのお話には含蓄もあり、紙面の都合上、全て紹介できないのが残念ですが、2つポイントを挙げたいと思います。1つは私達が嫌な感情を「選択」してためこんでいる点、2つ目がたび重なる選択が、嫌な感情の「ためこみ癖」をつけている点です。

こういう事なら「選択」を変えれば良いわけです。変われるなら悪い「癖」は少しずつ直ります。そこでココルポートにおける活動は、私達にとって選択を変える訓練場になります。

早速プログラムではグループワークが行われました。

3グループに分かれ、モデルケースに関し意見を出し合い、グループごとに発表しました。モデルケースは要約すると、①迷惑を掛けた相手が冷たい反応、②上手くできない自己嫌悪、③挑戦に失敗して落ち込む、の3つです。私達はこれらケースに「流す」意見を出し合いました。全体としてグループワークはとても活発で楽しかったです。その中でも印象的だった内容を一つ紹介します。

私のグループでは①のケースについて、ある方は謝罪して自分の気持ちも楽にする、と意見を出し、別の方がさらに事前に相手の気持ちを周囲に確認する、といった相手を気遣う意見が出ました。柔軟で現実的な発想に私は驚きました。関係改善して「ためこまず流す」わけですね。もちろんそこでは解決せず第三者の協力が必要になるかもしれません。しかし前向きな意見です。とても良かったのでグループ内では、これらの意見を1番のアピールポイントにしよう、といった話が出て盛り上がりました。

私は「流す」に少し冷たい印象を持っていました。しかし全く逆の明るい意見に気づかされました。柔軟さは現実的です。相手との距離感によって「流す」方法は変化して良いわけですね。

プログラムではキーワードに「メタ認知」がありました。自己を客観視する事だそうです。私はグループワークを通して他者から「気付き」を得ました。この気付きは、周りからみた自分にとって何か足りないピースだったのかもしれませんし、新しい自分の発見だったのかもしれません。

他のグループからも様々な意見がたくさん出ました。スタッフは、これだけ多くの意見、考え方の違い、自分にない意見があったことに注目してほしい、と述べられました。グループワークは「メタ認知」を得る大切な機会です。「メタ認知」は「ため込み癖」を教えてくれます。

ふと、水無月と名付けた昔の人達を想像しました。稲がすくすく元気に生長してほしい、という彼らの願いを想像したら、私の梅雨の感じ方もほんの少し変わりました。小雨に映える木々の緑は美しいと感じました。

 

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