新小岩駅前Office ブログ

こんにちは！ココルポート新小岩officeのトレイニーCです。
本日は、毎週木曜に行われている模擬就労の話をさせていただきます。

そもそも模擬就労は何かというと、実際の就労現場を想定した訓練の一つです。
他のプログラムで得たこと（代表的なものとして、復唱やメモ取り、クッション言葉の使用など）を実践し、作業を通して自分の新たな強みや弱みに気づく場として用意されています。
またこのプログラムでは、複数の参加者がいる為、グループ全体をまとめ指揮する役…つまりリーダー役が選ばれるのですが、この役には皆さん、ハードルが高いと思われるのか、中々立候補者が現れない状況が続いていました。

そこで今回は、通常の模擬就労とは異なりトレイニーさん達がリーダー役にチャレンジしやすい特殊な模擬就労が実施されました。
作業内容は、６つの部品で構成されたプラグを組み立てるプラグ作成と、三種類の砂などを指定された重さに分ける重さ計測の二つ。

まずリーダー役のトレイニーさんは、一つ一つやることを細分化し進めていきました。例えばプラグ作成であれば、「グループのうち何人で作業を行うか」 「組み立てに使うパーツは何か」、「プラグ組み立て後のチェック方法」などを決めていきました。
リーダーだけでなくグループメンバーも「こういう意見はどうか？」という意見出しや「その作業手伝いますよ！」といった自発的なサポートがあり、終始和やかな雰囲気でプログラムが進んでいきました。
プログラム終了後、リーダー役をしたトレイニーさんに話を聞くと、「普段の模擬就労でリーダーさんは、いろんなことを考えて動いてたんだ」、「出来てると思ったことがあんまり出来ないことが分かった」などの話が聞けました。

これから、各プログラムで学んだことを模擬就労でアウトプットしていき自己理解を深め、就職活動に繋げていけたらと思います。最後までお読みいただきありがとうございました。

就労移行支援事業所 Cocorport 新小岩駅前Office