私が就職のためにCocorportで取り組んだこと(第6回 認知療法) | 障がい者就労移行⽀援のCocorport(旧Melk)
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武蔵浦和Office ブログ

2019/12/20 武蔵浦和Office

私が就職のためにCocorportで取り組んだこと(第6回 認知療法)

みなさんこんにちは。Cocorport(ココルポート)武蔵浦和office
トレイニーのYです。

この記事は、Cocorportに半年通い就職が決まったトレイニーの私が、
Cocorportでの経験をみなさんに計7回の連載によってお伝えするものです。
今回は第6回「認知療法」です。

Cocorportに通所し、自分の課題に自分で対処していくことに手応えを感じていた私は、
更に効果的な方法で自分の課題を根本から解決したいと思いました。そのうえで
私が最も重要視したことは、「自分一人でできる方法」ということです。誰かを
頼ってしまうと、多かれ少なかれその人の都合に左右されてしまいます。そして
なにより、自分の人生を他人頼りで乗り越えていくことになってしまうからです。

そのようなことを考えながら情報を探していたときに出会ったのが「いやな気分
よ さようなら」という本でした。この本は1980年代に著された本で、当時はあ
まり世間で知られていなかった認知療法に、本を読むことで取り組むことができ
るものでした。出版から40年近くが経った現在でも多くの人々に読まれ、特に海
外での評価が大変高い本です。認知療法について理解するためには、
まず「認知」について知らなければいけません。認知とは、人が出来事をとらえる枠組みのことです。
例えば、水が半分入ったコップがあるとします。このとき人によって
「もう水が半分しかない」と考えたり、「まだ水が半分もある」と考えたりする
と思います。これが認知です。
認知は、その内容に応じて様々な感情を発生させます。
「もう水が半分しかない」と考えれば不安になったり悲しい気持ちになるかもしれませんし、
「まだ水が半分もある」と考えれば安心したり、嬉しくなったりするかもしれません。

人は認知によって様々な感情を生じます。その感情の中には怒りや罪悪感、
虚無感などの好ましくない感情もあります。これらの好ましくない感情は、
気分を落ち込ませてしまいます。そこで、認知にアプローチすることで、こう
いった好ましくない感情の発生を抑えようというのが認知療法です。

私はこの本に出合う以前に認知療法に何度も取り組んだことがありました。
しかし、その時はあまり効果を実感することができませんでした。それは、
少なからず「やらされ感」があったからだと思います。しかし今回は違いまし
た。
自分の就職に向けた課題を解決するために自分で調べて認知療法にたどり着き、
自分の意志で認知療法を行うことに決めたからです。

私が認知療法に取り組み始めた頃、すでにCocorportに通い5か月が経っており
本格的に就職活動を始めていました。就職活動では、なかなか書類選考を通過す
ることができず、少なからずストレスを感じる日々が続きました。
そこで私は、このストレスに対して認知療法により対処してみようと考えたのです。

まず、私が就職活動で書類選考に落ちた際に感じた認知を紙に書きだしました。
例えば、「就職できないということは社会に認められていないということだ」と
いったものです。次に、この認知に対する反論(合理的な認知)を考えます。
例えば「就職できないからと言って社会に認められていないわけではない。
会社に就職して働くことだけが社会に認められる方法ではない」といった具合に。
その他にも様々な認知を紙に書きだし、それに対して、一つずつ反論を行っていきました。

このように、好ましくない認知に反論を行うことで、書類選考に落ちたストレスが少し軽くなりました。
しかし、認知療法の本当の効果を実感したのはその後のことです。
やはり、書類選考をなかなか通過できない日々が続いたのですが、以前に比べ明
らかにその際に感じるストレスが減っていたのです。
そればかりか、「書類選考に落ちたことで、新しい会社と出会うチャンスが広がった」とか
「この会社は自分とは相性が悪かったのだ。他に相性がよさそうな会社を探してみよう」などといった、
肯定的な認知が自分の中で芽生え始めたのです。

認知療法の効果は衝撃的でした。私はCocorportの訓練時間を使って、のめりこむように本を読みました。
そして認知療法の勉強と並行して就職活動を行っていきました。
やがて、書類選考に通過し面接を受ける機会がありました。
その際にも認知療法が役に立ちました。
面接に臨む前のストレスや面接を受けた後のストレスに対処するために認知療法を用いたのです。

私は大学生時代の就職活動で、選考のストレスに耐えられず体調を崩したことが
ありました。今回の就職活動でもそのような状態に陥る危険性は少なからずあり
ました。しかし認知療法でストレスに対処することで、体調を崩すことなく就職
活動を乗り切り、内定を受けるに至ったのです。

残念ながら認知療法は万人に効果のあるストレス対処法ではありません。
しかし、ここで重要なことは、自分に合ったものが見つかるまで様々な方法を試してみることです。
私は始めに疲労対処法マニュアルを作りました。しかしそれは、完璧な効果をもたらすものではありませんでした。
その後、WRAP(元気回復行動計画)の作成、ストレスコーピング、
レジリエンスなど、様々な方法を試しましたが、やはりどれも劇的な効果はありませんでした。
その次に試した認知療法は、たまたま自分に合った方法でした。
ただそれだけの事です。もしこの記事を読んで認知療法を試してみようと思った方、
効果がなくてもあきらめないでください。認知療法以外の方法によりあなたの問題が解決するかもしれません。
大切なのは、諦めないことです。

今回は第6回「認知療法」についてお伝えさせていただきました。次回は最終回「まとめ」です。

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