所沢Office ブログ

こんにちは。ココルポート所沢OfficeトレイニーのTと申します。
3月も末となり暖かな日が増え春の訪れを感じる今日この頃、皆さま如何お過ごしでしょうか？
本日は、私が障がいを開示しての就職活動の中で感じた事、
それをふまえて就職に向けて行うと良いのではと思う取り組みについてご紹介させて頂きます。

私が実際に企業の担当者と面接をする中で感じた事は、志望動機や自己PRも大事ですが
それ以上に「自分はこんな障がい特性を抱えているが、こんな風に対処ができる。こんな配慮をしてもらえば能力を発揮できる。」
と堂々と言える状態になる事であると感じました。
その上で、志望動機や自己PRをしっかり行えた面接はいずれも非常に好感触でした。
そして、その為に必要な事は自己分析と自己受容であると私は考えます。

では、自己分析、自己受容を私がどの様に訓練をしてきたのかを紹介させて頂きます。
自己分析、自己受容には様々な手法がありますがどの様な手法であれ、正直に申し上げますとしんどいです。
人によっては心が折れそうになると思います。
ですので、私の対策を紹介いたします。

・決して一人で取り組まず誰かと一緒に取り組んでください。

・一気に進める必要はありません。

・一歩ずつ時間をかけても良いので自分が納得できるように確実に進めてください。（私も一か月以上かかりました。）

私も自身がどういう性質、性格なのかよくわからない所から自己分析をスタートし、
ココルポートのスタッフに常に相談しながら進めて参りました。
そして日々の訓練の中でフィードバックを頂き、出来た事、出来なかった事を一つずつ振り返りながら
時間をかけて自己分析を進め、障がい特性の把握に努めました。
その後は把握した障がい特性をもとに、障がい特性で躓かない為の工夫を訓練の中で実践してまいりました。
同時に訓練の中での成功や失敗を通じて、どの様に自分の障がい特性を伝えるかを考えて文章にしました。
そして、そうした日々を積み重ねる中で自然と障がい特性で躓く事が少なくなり
それが自信となり私の考え方も変わり自己受容へと繋がりました。

どうしたって自分は自分以外にはなれません。
ですが、わかっている事は対策を準備してしまえばどうにでもなります。
わからないから対策ができなくて苦しいのです。
ですので、私は今苦しんでいる方へお伝えしたいです。
自分と向き合うことは確かにとても苦しいです。
ですが一人で頑張らず、誰かと一緒に小さな一歩を積み重ね続ければ、
障がい特性への対策は自然と出来上がります。
そして、対策ができてしまえば貴方の思っている以上に貴方は出来るのです。

私は、自分を理解し受け入れることができれば面接で何を聞かれようと揺るぐ事はないと考えます。
もちろん、面接などの場面では緊張への対策や、よくある質問や企業に合わせた準備は必要です。
迷う事や不安に思う気持ちは当然ながら私にもありました。
ですが、自分は自分でしかないのだから、何を聞かれても飾らず堂々と積み重ねてきた事を話せばいいだけ。
そう思えれば、余計な緊張を感じる事や、パニックになることはなくなると思います。
この記事が、迷っている方々のお力に少しでもなれれば幸いです。

障がいがありながらも働く意欲がある方へ
ココルポート所沢Officeでは
実際の仕事を想定した模擬就労、
職場で役立つコミュニケーション（JST）、
パソコン講座や面接講座など、

就職に向けた準備として様々なプログラムを実施しています。
見学は随時受付しております。

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