朝霞台Office ブログ

皆さまこんにちは、トレイニーのはとまめです♪

今回は、「職場定着において大切な自己管理」についてお伝えしていきます。

突然ですが、皆さまは採用において企業が重視することは何だと思いますか？

採用時には、「就労意欲があるか」や「企業が求めるスキルを持っているか」、「健康管理ができているか」などが重視される傾向にあります。

では、内定をもらって働き始めたあと、その企業に定着するために大切なことは何でしょうか。採用時と同じでしょうか？

職場定着には「就労継続意欲があること」と「周囲の社員からの理解」、「人間関係が良好であること」などが重要とされています。

似ている項目もありますが、大きく違うところもありますよね。

周囲から理解を得て、よい人間関係を築く…というのは、一見自分ではどうにもならないようにも思えますが、実は自己管理によってある程度対処することができます。

私たちはプログラムを通して、職場定着において大切な自己管理のポイントを学びました。

職場定着に向けた自己管理には、大きく3つのポイントがあります。

① 常に自分の今の状態を把握できるようになる

状態は「良好」「注意」「悪化」の3段階に分けて考えることができます。

良好は自分の本来の価値を発揮できる状態、注意は価値が発揮しにくくなった状態、悪化は価値が全く発揮できない状態のことを指します。

現在の自分の状態を具体的に把握するために、状態ごとに表れる特徴「サイン」をあらかじめ理解しておくことが大切です。

サインの例

良好：集中力がある、人と目を合わせて会話できる

注意： 寝ても疲れが残る、不安が多い

悪化： 簡単な判断が難しい、外出ができない　など

② 状態に合わせてセルフケアを行う

セルフケアは調子を崩したときに行うものと思いがちですが、そうではありません。生活リズムなど、毎日の行動習慣を見直し、状態の変化に左右されることなく同じ行動ができるようにするのが重要になってきます。

また、会社内では、自分の価値を継続して発揮できるペースを知り、それをキープするためのセルフケアを行うことが必要です。自分のエネルギー残量に気を配り、時間ごとに消耗度合いを記録してみるのも良いかもしれません。

仕事と休憩にメリハリをつけ、短時間で回復できるセルフケアを複数用意しておくのがオススメです。

私は休憩時間にも作業をしてしまいがちなので、ドリンクサーバーやお手洗いに行くなどして物理的に机から離れています。消耗することから離れるのが回復上手になるコツ、だそうですよ！

③ 状態に合わせた配慮を要求できるようになる

ここは特に「周囲の理解」や「人間関係」に直結する部分かもしれません。

大まかな配慮点は面接時に伝えますが、それはあくまで「面接を受けた時点」のものであり、その時々で変化する状態に対応しきることはできません。

そのため、今の自分の状態を正しく把握したうえで、配慮が必要なときは自分から報告し、要求することが大切です。

主に得られる配慮としては、休憩時間の調整、作業環境の変更、仕事量や仕事内容の調整などです。

何でも配慮してもらえるわけではないということは覚えておきましょう。

配慮を求めるときは、「苦手なこと」と「セルフケアを行うために必要なこと」を伝えるように意識できると理解を得やすくなります。

いかがでしたか？

今回ご紹介した内容は、一度で完結するものではなく習慣化していくものです。そのため、難しさを感じた方もいるかもしれません。

ですが、まずは「これができていると定着しやすくなる」と知るだけでも、就職への不安はきっと小さくなるはずです。私たちと一緒に頑張っていきましょう✨

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