西鉄久留米駅前Office ブログ
2025/05/30 西鉄久留米駅前Office
マインドフルネスのご紹介
こんにちは!ココルポート 西鉄久留米駅前Officeの平野です。
今回は月に1回プログラムにて実施している「マインドフルネス」についてご紹介します。
私たちが焦りや不安などで精神的に不調になるときは、
思考が「今」ではなく、「過去」や「未来」に行ったり来たりしています。
過去のことを考えているときは後悔の気持ちで、
未来のことを考えているときは不安な気持ちでいっぱいになりやすく、
これがうつや不安神経症などの引き金になることもあります。
それを防ぐのに有効なのが、マインドフルネスです。
このマインドフルネスは、元々は日本を含むアジア圏の文化である禅や武道などの、
精神統一にも用いられてきたもので、欧米でその効果が科学的に実証され、
近年では医療や教育、政治でも広く利用されるようになりました。
日本でも大手IT企業で瞑想のための部屋が作られるなど、
企業が社員のメンタルヘルス向上を目的として取り入れる動きは活発です。
私自身もメンタル不調の際にヨガやマインドフルネスの実践に救われた経験から、
講師資格を取り、病院の治療で実践してきましたが、
今でも自身の不調時のリカバリーに大変役立っています。
以前ご紹介した「ジャーナリング」も、マインドフルネスの実践方法の一つです。
今回は今月のプログラムでもご紹介した「呼吸瞑想」についてお話します。
呼吸瞑想はマインドフルネス実践の一番のベースとなるものです。
やり方としては、
①姿勢を正し、肩や首などの余計な力みを手放す
②呼吸に意識を向け、観察する
そして呼吸への意識の向け方ですが、大事なポイントが二つあります。
①コントロールしようとしないこと
②雑念は出てきて構わないので、雑念に気付いたらまた呼吸に意識を戻す
この二つが出来ていれば、どのように呼吸をしても大丈夫です。
集中が途切れても自分を責めず、優しく呼吸に注意を戻します。
ただそれを繰り返します。
・鼻先や喉を空気が通る感覚を感じる
・お腹や胸の膨らみや縮む動きに注意を向ける
・呼吸の音を聞いてみる
・吸う、吐くで1カウントとし、呼吸を数える
・吸う時に「吸う」吐くときに「吐く」と心の中で唱える
などが、まずはおすすめのやり方です。
いつも無意識にしている呼吸に注意を向けます。
そうすると後悔や不安などのマイナス思考のぐるぐるループから抜け出すことができ、
気持ちが落ち着き、脳の疲労が取れ、スッキリした感覚になれるのです。
時間は1分からでも構いません。出来そうであれば5分、10分と伸ばしてみてもいいでしょう。
注意点としては、深呼吸ができない、または、少しの時間でも
じっと座っていられないほど精神的に落ち着かないときには不向きです。
そういうときは、医療機関などで適切にアドバイスをもらい、
まずは心身をとにかく休めることが大切です。
そして、落ち着いて取り組めそうなタイミングのときに、チャレンジしてみてください。
春は何かと変化も多く、気忙しい季節です。
姿勢を整え、地に足をつけて呼吸する。
それだけでいつもの落ち着いた自分に戻りやすくなります。
長く働けるためのこころの基礎体力作りに、
マインドフルネスを日常に取り入れてみてはいかがでしょうか。
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