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相模大野Office ブログ

2025/12/19 相模大野Office

自己表現を身につけよう~アサーティブな表現~

みなさんこんにちは!
相模大野Officeの広報部トレイニー(利用者)です。

今回はコミュニケーション系のプログラム「アサーティブトレーニング コミュニケーションのコツ」から、

自己表現、アサーティブついてご紹介していきたいと思います。

今回の記事は、

「誰かに自分の意思を伝えるのが苦手……」「伝えたいのにうまく伝わらない……!」

といったお悩みを解決する手助けになってくれます。

ぜひ参考にしてみてください。

【目次】

  • 4.まとめ

     

    1.アサーティブって何?

    アサーティブとはそもそも何でしょうか?

    日本語で「自己主張、自己表現すること」という意味があります。

    ここでいう自己主張とは、単に自分の意見を押し通すことではありません

    自分の要望や意見を適切に伝えて、相手を尊重しながら問題解決に持っていくことです。

    では、そうではない自己主張とはどういったものを指すでしょう?

     

    2.ノンアサーティブ・アグレッシブなコミュニケーションとは?

    自分の気持ちや考えを表現しなかったり、

    曖昧な言い方を非主張的(ノン・アサーティブ)な表現といいます。

    自分の気持ちを尊重せず、また表現できていないコミュニケーションと言えます。

    このノン・アサーティブ・コミュニケーションが続くと、

    自分の気持ちを抑制する我慢が続くことになり、

    そのうち感情の大爆発を引き起こしたり

    激しく落ち込むことに繋がります

  •  

    逆に自分の気持ちをはっきり伝えていても、

    それが相手を尊重していなかったり、

    相手に意見を押し付けるやり方になっていたりすると、

    それはアグレッシブ・コミュニケーションになっているかもしれません。

    攻撃的(アグレッシブ)な表現とは、自分の言い分を相手に押し付けたり

    自分の都合のみを優先させる言動を指します。

    自分の気持ちを伝えることはできていますが、

    相手の主張を軽視したり、無視することにもつながります。

    このコミュニケーションの取り方は相手の怒りを買いやすいのも特徴です。

    その場では主張を通すことができていても、長期的には周りから近寄りたくない

    関わりたくない存在となっている事もあるのです。

  •  

  • 3.アサーティブなコミュニケーションをとるために

    上記に挙げた、ノン・アサーティブやアグレッシブ・コミュニケーションではない、

    アサーティブ・コミュニケーションをとるには、

    ・事実を整理する

    ・感情を伝える

    ・相手の要求と自分の要求の妥協案を提案する

    ・振る舞い方も考える

    と4つのポイントを押さえる必要があります。

    例:Aさんは自分の仕事が忙しく、定時まで頑張っても終わるかギリギリの状況です。そんな時Bさんが「これもやってくれないか?」と仕事を振ってきました。Aさんはどうすればいいでしょう?

    解答例:Aさんは一旦パソコンを閉じ、Bさんに向き合うと、

    「今の仕事が忙しくて今日中に終わるかギリギリの状況です」と申し訳なさそうに伝え、

    「明日なら仕事に余裕ができるかもしれないので、改めて明日声をかけてくれると助かります」と妥協案を提案しました。するとBさんは「この仕事も今日中に終わらせないといけないので、他の人に頼んでみますね」と、引き下がってくれました。

     

    いかがでしょうか。「定時まで仕事をやっても終わるかギリギリです」と事実」を伝えて状況を整理し

    態度として、仕事を引き受けられないことを申し訳なく思っている、という「感情」を伝えました。

    また、「明日なら引き受けられるかもしれない」と妥協案」を示すこともできました。

    振る舞い方」としても、一旦パソコンを閉じ向かい合うことで誠実な態度であることも示すことができました。

     

  • 4.まとめ

    アサーティブな表現職場で、相手との関係性を保ちながら自分の気持ちを伝える手段です

    ただ、注意していただきたいのが、

    この表現方法は、相手を意のままに動かす方法ではないということです。

    自分がアサーティブな対応をしても相手からどのような反応が返ってくるかはわかりません。

    その点は注意しておきましょう。

     

    プログラムでは、困りごとなどの例を通して、「事実の整理」「アサーティブな伝え方」を訓練しました。

    実際のプログラムでは、アサーティブなコミュニケーションについて更に詳しく紹介しています。

    是非、見学に来てみてください!

     

 

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