蘇我駅前Office ブログ

こんにちは！Cocorport蘇我駅前Officeスタッフです

皆様どうお過ごしでしょうか？11月に突入し、残すところ今年もあと2ヶ月ですね

来年を悔いなく迎えられるよう、今のうちからできることを済ませていきましょう

さてタイトルにあるように、今回は10月に就職されたU様の体験談をご紹介していきます。

全二回、『就職活動をするまでの準備』と『就職活動から内定まで』の二回に分けて掲載します。今回はその一回目です。

では、どうぞ

〈はじめに〉

私はこの度、障害者雇用枠で希望職種の倉庫内業務の仕事に内定をいただきました。

就職先は大手の企業です。Cocorport蘇我駅前Officeに通所する前は自分が就職することなど想像もできませんでした。

自分には就職して働くことなど無理だと思っていました。

私は社交不安障害という障害で障害特性は他者とのコミュニケーションがうまくとれず、

特に異性とのコミュニケーションがうまくとれないという特性があります。

さらに私は睡眠障害も患っており、病院に通院する前、睡眠時間はとれて1時間といった状態でした。

今も睡眠障害については完治してありませんが、少しずつ良くなってきています。

私は30代後半の年齢です。しかもブランクが13年もあり、働く自信を完全に失っていました。

そんな私にカウンセラーの先生がCocorportを紹介してくれました。

私は、自分でも何かを変えなければいけないと感じ、行動することに決めました。

最初はCocorport千葉Officeに週一日から通うようになり、その後、Cocorport蘇我駅前Officeができてそちらに移籍しました。

〈Cocorport蘇我駅前Officeを選んだ理由〉

1つ目は、信頼しているカウンセラーの先生が勧めてくれたことです。

2つ目は、こんな私でも希望する職種で働くことができると当時のスタッフさんが言ってくれたことです。その発言にはしっかりした裏付けがあり、就職後の就労定着支援が89％以上という具体的な数字もあり、とても安心したことです。

3つ目は、Cocorportに通うのにお金がかからないことで、経済的にとても助かりました。

〈取り組み〉

令和2年6月から通所を開始して、目標は令和3年11月までに就職することを目指すことです。

スタッフとの面談やアドバイスにより、次のような取り組みを行いました。

〈就職活動を行う前にした準備〉

1・自分のことを知る

• セルフケアマネジメント

私の課題である気持ちが落ちた時の対処法や気持ちの切り替え方についてインターネットなどを使い調べてどのようにすれば、

そういった時にうまく対処や気持ちの切り替えができるのかをスタッフさんにもアドバイスをもらいながらWordにまとめました。

それにより気持ちの上下の振り幅が少なくなり、気持ちが安定するようになりました。

• セルフケアシートの作成

こちらもプログラム中でスタッフさんに教えていただきました。

体調が悪化するときの引き金を特定するところからはじめて、

注意サイン、悪化サインを仕分けることもはじめて、自己分析をしっかり行い、

その結果セルフケアシートが完成し、わたしの取り扱い説明書ができました。

• ストレッチ、ウォーキングを毎日欠かさず行う

体力づくりは仕事するうえでの基本なので、私は軽作業の仕事を希望していたので

通所するようになってからは毎日欠かさず行っています。

２・就職に向けたスキルを身に付ける

• ＰＣを最低限のレベルは使えるようにする

ＰＣプログラムに参加し、Word、Excel、PowerPointを最低限のレベルは使えるようにした。

• 週5日休まずCocorport蘇我駅前Officeに通所すること

仕事を行えば週5日は必ず仕事場に行かなくてはいけません。

企業側が求めているのは週5日休まずに仕事場に来てくれるということが前提にあります。

そうしたことを訓練するのにCocorport蘇我駅前Officeは最適な場所だと思います。

• 週間目標・個別支援計画の設定と振り返り

1週間に何を行うのかを決めて決めたことがしっかり実行できたかをスタッフと振り返りを行う。

個別支援計画とは就職に向けてどのようなことをスタッフと協力して行っていくかをまとめたものです。

こちらも１週間に一度、個別支援計画に書いてあることがしっかり実行できているかをスタッフと振り返りを行います。

こちらを行うことで就職に向けて私が何を行っていけば良いかが明確になります。

〈就職活動に向けて行う準備〉

• 障害の配慮事項の取りまとめ

自分を知るで、学んだことを軸に、自身の障害の配慮事項を明確にして取りまとめる。

• 発症の経過の取りまとめ

発症の経過を自分でしっかり取りまとめすることで、自分の障害と向き合うことができます。

• 障害についての説明を整理する

履歴書に書けるように、また面接で聞かれた時のために自身の障害についての説明を整理する。

• 就労希望条件の明確化

自身の障害など就労希望条件を明確にする。（例えば、週何日、何時間、働くかなど）

• 面接問答集の作成

面接で聞かれるであろうことをあらかじめ文章にしておく。

＜以上第2回に続く。＞

以上、是非皆様もU様が歩んだ進め方や考えを参考にして頂ければと思います

次回、第二回『就職活動から内定まで』です

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蘇我駅前Officeスタッフ一同、皆様からのお問い合わせを心よりお待ちしております。

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就労移行支援事業所 Cocorport 蘇我駅前Office