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精神障がいのある方におすすめの仕事や働き方のポイントを解説


精神障がいのある方の中には、仕事が見つからない、就職しても長く続かないといった不安を抱えている方も多いのではないでしょうか。

ここでは、精神障がいのある方におすすめの仕事や働き方のポイント、相談できる専門機関について解説します。

精神障がいとは

精神障がいとは、何らかの脳の器質的変化あるいは機能的障がいが起こり、さまざまな精神症状、身体症状、行動の変化が見られる状態を指します。

生まれつきの気質や性格だけでなく、脳の疾患、摂取した薬物、あるいは環境因子(ストレスなど)などが症状に影響します。

統合失調症、うつ病(抑うつ症)、双極性障がい(双極症)などの精神疾患や、てんかんなど脳機能の障がい、発達障がい(神経発達症)、依存症などが精神障がいに含まれます。

精神障がい者保健福祉手帳の等級

精神障がい者保健福祉手帳は、障がい者手帳の1つで、一定程度の精神障がいの状態にあることを証明するためのものです。

手帳をお持ちの場合、障がい者総合支援法の対象となり、社会参加のための様々な支援を受けられます。

障がいの程度によって等級が定められており、症状が重いほうから1級、2級、3級に分けられます。

  • 1級:日常生活に著しい制限を受けており、身の回りのことがほとんどできない、もしくは常時援助を必要とする
  • 2級:日常生活に著しい制限を受けており、時に応じて援助を必要とする
  • 3級:日常生活や社会生活に一定の制限を受ける

精神障がいのある方が仕事で抱えやすい悩み

精神障がいのある方は、仕事で様々な悩みを抱えやすいです。

精神障がいのある方の雇用が進んでいる一方、社会の障がいへの理解がまだ追いついているとはいえない場合も見受けられます。

障がいがある状態で仕事をしていくことは苦労するものの、社会に参加することは自信にもつながるでしょう。仕事の悩みを少しでも軽くするために押さえておくべきポイントをいくつかご紹介します。

一見しても障がいがあると分からず、理解が得られにくい

精神障がいのある方は、身体障がい等の場合と比べて、見た目には障がいがわからないことも多いです。そのため、周囲の理解を得にくいという問題が生じます。

精神的に調子が悪くてうまく話せない時に、「コミュニケーションが取りづらい」などと思われてしまうとつらいですよね。

自分の体調や精神状態などを相談できる環境を周囲に作っておくことが大切でしょう。

気分や症状に波がある

気分障がい(気分症)などでは調子の良い時と悪い時の波があり、悩まされることがあります。

精神障がいは環境のストレスで症状が悪化することが多いにもかかわらず、慣れない仕事の影響で通院や服薬がおろそかになりがちです。

変化がある時ほど、もともとの通院や服薬のリズムが乱れないよう気をつけましょう。睡眠不足や不規則な食生活を避けることも大切です。

精神障がいのある方におすすめの仕事

精神障がいのある方にとって仕事によるストレスは症状に影響するため、業務量や内容はよく考えて決めたいところです。

精神障がいのある方に限らず、自分にとってちょうどよい負荷の仕事を探すことは、仕事探しで重要な点です。

また、障がいの種類や程度によってもおすすめの仕事内容が変わってきます。代表的な精神障がいの種類とおすすめの仕事について、以下で解説します。

統合失調症などの精神疾患の方におすすめの仕事

統合失調症などの精神疾患の方は、個人差はあるものの、人が多い騒々しい環境が苦手な方や、対人コミュニケーションがストレスになる方が多いです。

その点を踏まえると、事務職、製造業などは、基本的に一人で作業を進めることができるためおすすめです。

プログラマー、Webエンジニアなどパソコン上で作業を完結することができる仕事も向いています。

また、中には音楽や芸術などの才能のある方もいるため、デザイナーなど自分の才能を活かせる仕事が見つかると、活躍できる場面が増えるかもしれません。

気分障がい(気分症・双極症)の方におすすめの仕事

うつ病(抑うつ症)や双極性障がい(双極症)などの精神障がいのある方は、環境の変化がストレスになりやすいです。

そのため事務職や清掃業など、安定した作業で変化の少ない仕事がおすすめです。

通勤がストレスになる方も多いため、データ入力、Webページの管理など在宅でできる仕事も向いています。

症状の波が大きい方にとって、作業時間を調整できるライティングやデザイナー業などは、自分の状態に合わせて業務量を調整できる点が大きなメリットです。

精神障がいのある方の仕事探しのポイント

実際に仕事をしてみると、予想していた以上にストレスを感じたりトラブルに直面したりする場面もあることでしょう。

障がいのある方の雇用状況調査によると、精神障がいの方の離職率はやや高い傾向にあります。

厚生労働省の2018年度の調査によると、精神障がい者の平均勤続年数は平均3年2カ月となっています。

長く仕事を続けるために心がけておくとよいポイントや、困った時に利用できる制度について解説します。

まずは無理せず短時間勤務からスタート

最初のうちは、アルバイト、パートタイム、時短勤務など様々な業務形態から負担の少ないものを選びましょう。

正職員でなくとも、どんな形であれ仕事の経験があるということは、転職にあたってプラスの材料となります。

どのくらいの仕事の負担で自分がストレスを感じるのか、短時間の仕事から試してみることによって次の仕事探しにも役立つことでしょう。

障がい者雇用枠の利用を検討

障がい者雇用枠は、障がい者雇用促進法に基づき、障がい者手帳をお持ちの方を一定の割合で雇用する制度です。

2018年より、障がい者雇用促進法の対象に、精神障がいのある方も加わりました。

障がい者雇用枠の利用にはメリットとデメリットがあります。

メリットは、障がいをオープンにして就職することになるため、周囲の理解が得やすいことです。

デメリットとしては、職種や仕事内容に制限があり、やや給与が低くなる傾向にあるようです。

障がいをオープンにしたくないといった理由から、障がい者雇用枠には抵抗がある方もいるでしょう。利用するかどうかはメリットとデメリットを考慮し検討してみてください。

障がい年金などの制度について確認

精神障がいのある方が最初から生活に十分な収入を得ようとすると、どうしても仕事の負担が重くなります。障がい年金などの利用ができるかどうかもしっかり確認しておきましょう。

障がい年金は、厚生年金や国民年金の保険料を納めている方が、障がいの認定を受けることで受給できます。

受給にあたり、所得制限にかかる場合があるため、収入が一定の金額を超えると受給できなくなるケースがあります。就職や転職の際には所得制限にかかるかどうか確認してください。

参照:厚生労働省調査結果の概要PDF内P14 (11)勤続年数

精神障がいのある方が頼ることができる専門機関

精神障がいのある方の仕事探しにおいて、様々なサポートを得られる専門機関があります。

仕事探しに不安のある方は利用してみるとよいでしょう。以下にそれぞれの特徴を解説します。

ハローワーク

ハローワークには、障がいや疾患のある方の就労を支援する「専門援助部門」という窓口があります。

適性や希望職種に応じた職業相談や紹介を受けられ、障がい者雇用枠を利用するかどうかの相談もできます。また、障がい者雇用枠だけではなく一般枠の求人も多くあります。

地域障がい者職業センター

地域障がい者職業センターは、ハローワークと連携している施設です。

障がいのある方の専門的な職業リハビリテーションを提供し、就労をサポートする施設として各都道府県に設置されています。

障がい者手帳をお持ちでない方も利用できます。

就労移行支援事業所

障がいや疾患のある方の就労に必要な訓練などを行い、一般企業への求職から就職までの一連の過程をサポートする支援機関です。

「職業訓練の提供」と「就職活動の支援」などの支援を行い、履歴書作成や面接対策などの就職活動のサポート、就職後の定着支援などを受けることができます。

まずは無理のない範囲から仕事を探してみましょう

仕事探しへ一歩を踏み出そうとすることは素晴らしいことですが、精神障がいのある方にとって自分の心を守ることも大切です。

せっかく仕事を始めたのに、症状を悪化させてしまって続けられなくなるのは避けたいですね。そのためには支援機関などを積極的に利用して仕事探しをすることが大切です。

精神障がいのある方の就労に関する相談はココルポートへ

支援機関の中でも就労移行支援事業所は、個別の支援プログラムが用意されており、精神障がいがある方個々の状況に応じて対応してくれます。

通所を継続することで信頼関係を築きながら一歩一歩ステップアップできるため、精神障がいのある方の支援先としておすすめです。

就労移行支援事業所のココルポートでは、電話相談を受け付けています。仕事に関して悩んだり迷ったりした時、まずは連絡してみてください。

※ココルポートの実績
Cocorport(就労移行支援・定着支援)の就職実績及び定着実績について | 障がい者就労移行支援のCocorport


西原 浩司(にしはら こうじ)

医学博士(慶応義塾大学)、精神科専門医・指導医、認定産業医

長崎大学病院精神科神経科助教、日本学術振興会特別研究員、慶応義塾大学医学部助教(生物学教室)を経て、現在は沖縄県の天久台病院を中心に精神科診療に従事。
その傍ら、慶応義塾大学医学部訪問研究員としてiPS細胞をもちいた精神疾患の基礎研究を行っている。また複数大手企業の産業医として漢方や鍼灸、栄養学的な情報「心とカラダの予防医学」を目指して活動中。

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ご自身にあてはまる課題やお悩みをクリックするとご提案の例が表示されますのでぜひご参考にしていただければと思います。
チャレンジすることに不安があるかもしれませんが、Cocorportは「失敗できる場」なので、ぜひいろいろなことにチャレンジしていただければと思います。

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